シンギュラリティと創造の民主化
シンギュラリティと創造の民主化
さっきのClaudeの話の続きなんですけど、これからAIが発展していく上で、2026年がいよいよシンギュラリティが来ると言われているんですよね。
Claudeのエンジニアもはっきり言っていて——システムエンジニア、ソフトウェア開発エンジニアにとって「コーディング」という仕事はもうありませんと。それはもう解決していますと。2026年現在でもう終わっていますと。
だから我々は別の仕事をする必要がある。プロダクトマネージャーとして「何を作るか」を考える人、ソフトウェアを作る人という意味で、ジョブチェンジ、シフトチェンジしていく必要がある。ある意味、階層を上げるということですけれども。
コーディングの終わり
コーディングに対する喜び、快楽みたいなもの——コーダーという人がいらなくなるんですよね。結構有名な会社のコーディンググループも、Googleのソフトウェア開発も、1年かかっていたものがClaudeで1日でできたということで大ショックを受けたと。これはもうどんどん変わっていくなと。
我々も1、2年前からやっていたけれども、やっぱりこの時代のドラスティックな変化に乗っていくというところが大事だと思います。
ビジネス改革
何をするかというと、ひとつはビジネス改革。いろんな会社でAIを使っていくと思うんですが、まず業務改革、AIを全て入れる、SaaSを作る、ワークフローのところですね。
その会社に合ったSaaSを作るというところ。今まではkintoneとかいろんなものを組み合わせて作るというのが主流だったけれども、それはまた過渡期に過ぎなくて、もうAIに置き換えていく、SaaSを置き換えていくというのが主流になると思います。
それを我々はやろうとしていたんだけれども、ちょっと……それはまた話しましょうというところです。
クリエイティビティの民主化
もうひとつがクリエイティビティですね。創造——絵、音楽、作文、小説、ゲーム。そういったものも全てAIと共に作る時代が来る。
今はまだAIと共に開発するということが大事。音楽とかはやっぱりまだ職人芸というか、人間の方が素晴らしいけれども、これも変わってくるでしょう。
今まさに初音ミクのことを思い出したんですよね。初音ミクを使っていた人というのは、今すごく有名になった。一番有名なのは米津玄師氏とかですけど、そういった先駆者が出てきた。
つまりクリエイターというのが民主化されてくる。一般の人に開放されてくるということなんですよね。
今まではクリエイター、アーティストというのは一部の人しかなれない、天才しかなれないという職業だった。でもそれが民主化されてくる。
それを嫌だと思う人もいると思います。多分一部の圧倒的な天才たち。でもそういう人たちはそのまま素晴らしい個性的なアーティストとして残ると思う。
問題は——それとは別に、それまでそこに立てなかった人たちなんですよね。
私もそうですけれども。例えば美大に入りたかったけど入れなかった。普通の大学に行って、クリエイティブな仕事をしたかったけどできなかった。その入場券をもらえなかった人たちが、AIというものを使うことで、圧倒的なプロダクション、ポストプロダクションができるようになった。
音楽で言えば、スタジオを用意することができない、機器を用意することができないというハードルがあった。でもそれが取り払われた。またそこに入っていけるかなというふうに思っています。これをやっていきたい。
ひとつの懺悔
ひとつ思い出したことがあります。2016年くらいかな、ある会社に入ってシステムエンジニアとして働いていた時に、友達ができて「一緒に音楽をやろう」と言ったんですよね。でもそれをやらなかった。
その人の先輩で1000万くらい音楽に費やしていた人がいて、その人にやってもらったらすごくよかったと思うんだけれども——それをやらなかったというのはすごく後悔として残っています。
今の流れとは直接関係ないけれども、天赦日ということで、懺悔として。